残業時間が5倍になった話
こんな話、働き改革ブームの世間では良くある話であることだと思いますが、
結論から話すと、
先月からタイムカードの切り方が厳格化され、
今年の7·8月の残業時間の平均が19時間59分となり、
昨年同時期と比べ5.5倍になりました( ´∀` )
1か月の残業時間が初めて20時間を超えてしまいました( ´∀` )
こちらの過去の記事も修正しました。
1.なぜこうなったか
理由は2つ。
・15分以上30分以内の館内滞留を勤務外(残業でない時間)にできなくなった。
・スラッシュ戻りの禁止が厳格化された。
これらの要因でサービス残業がよりしにくくなりました。
うちの会社はどのように勤務時間を把握しているかというと、
従業員出入口に設置してある打刻機に社員カードをスラッシュさせることによって行っています。
出勤時間より早く来すぎることや、残業を防ぐために、出退勤時間より15分以上早く(or遅く)スラッシュしてしまうとエラーが発生し、
後日、PCにて残業理由を入力して申請しなければなりません。
ただ今までは、
(30分以上のズレは自動的に残業とみなされていたのですが、)
15分以上30分以内のズレは、申請により、残業にすることも、業務外にすることもできたのです。
これが何を意味するかお分かりでしょうか?
このシステムによって、
「仕事が時間内に終わらなかったのは自分の責任なのだから30分を超えなければ残業にしない」という空気がなんとなく蔓延し、実質30分以内の残業は残業がつかないということが常態化してしまっていました。
(もちろん、上司から明示的に言われることはありませんでしたし、暗示的に促されるようなこともありませんでした。そこは腐っても大手という部分なのかなと。)
さらに、従業員出入口で打刻して、また戻って仕事をするという裏技を使っている先輩もたくさんいました。
つまり、残業時間が5倍になった原因は
いままで数字に表れていなかった残業時間が表面化した
ということです。
2.結果どうなのか
結果的に、このように勤怠管理が厳格化されたことは間違いなくよかったです。
実質的なサービス残業が撲滅され、会社は社員の正確な勤務実態が把握できるようになり、さらには適正な人員配置にもつながります。
そこで発掘された人件費をどう消化していくのか、ということが会社にとっての次の段階になるでしょう。
しっかりとこういう流れを作っていくことができているのは、
(さっきも言いましたが、)腐っても大手なのかなと思います。
みなさんの職場はどうでしょうか?
3.雑記
9月中旬から大連休を取ります。
しかし、まだ予定がほとんどありません(泣)
なにより、今月は歯のインプラント治療費で17万飛ぶので金もない。
金を使わないでできる有意義な連休の取り方を考えなければ!!!
写真は昨年の連休で行った長崎·グラバー園から海を見たもの。
長崎は絶対にまた行きたい。
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