言語化できなければ、存在しないのと同じ【本日から一筆書きで毎日投稿】
言語化できなければ、存在しないのと同じ
言語化できなければ、存在しないのと同じだよね、こと仕事においては。
と最近よく思う。
ぼくは、文字を読むのが苦手だけど、同時に
言葉を生成して発するのも苦手である。
というか、
言葉を媒介した思考全般が苦手、ということだと思っている。
他人と会話するときの頭の中の動きをざっと細かく分解すると、
①音(言葉)を聞く。
②その音が、自分が持っている言語にないか照合する。
③意味を理解する。
④それに対して、思考する。
⑤思考を自分の持っている言語で言語化(言葉に)する。
⑥言葉を発するように脳に指令を出す。
⑦口や声帯を動かして言葉を発する。
こんな感じになる。
ぼくは、④の段階で、言葉を使って思考せずに、イメージで思考するので、
⑤の段階で、言語化するのにとても時間がかかっていしまう。
だからまだ固まっていない、ドロドロな、言葉とは言えない言葉で、
話すことも多い。
「〇〇〇的な感じの~」
「あんまり微妙といいうか~」みたいな。
学生時代まではそれほど問題になることはなかった。
なぜなら、話す相手が同じパラダイムを持っていることが多かったからだ。
同じような時代に生まれ育ち、
同じようなレベルや内容の勉強をしていて、
同じようなものを見てきたことが多かったからだ。
ぼくがドロドロな言葉を話しても、
「わかる、わかる」と汲んでくれた。
そして、それをうまくちゃんと固まった言語にしてみんなに伝えてくれる友達がいたのだ。
だからなんとかなった。
しかし、社会人になり、
人口ピラミッドが逆三角形の会社に就職したぼくは、圧倒的マイノリティーになった。
生まれ育った時代がまるでちがう相手に、たとえば
「この企画はダサい、イケてない」という根拠を、
ドロドロな言葉で説明して理解してもらうのはかなり難しい。
というか不可能である。
どれだけいいアイデアを持っていたとしても、
言葉にできなければ、持っていないのと同じだ。
本日から一筆書きで毎日投稿
だから、地道に言語化力を身に着けるために、
毎日投稿を1週間続けてみようと思う。
今までと違い、30分という時間制限を設ける。
どんだけ駄文になったり、テーマがなかったり、話がめちゃめちゃでも
いいから一筆書きで投稿する。
このブログの本来の目的は「アウトプットの練習」なのだが、
より短時間で言葉にする練習をしていきたいと思う。