アラサー元百貨店マンの思考整備工場

都内大学→新卒百貨店→広告代理店。人生2周目を迎えた名もない人間の物語を書きます。

販売職と企画職の違い

長期連休に入るといって、12日間連続投稿を始め、今日が3日目だが、

実はまだ連休に入っていない。

仕事が片付かなすぎて、連休の前半を分解したせいだ。

 

売場で販売していたときは、連休に入る1週間くらい前から毎日少しづつ準備をしていけば10連休は無事取れていたのだが、今の部署ではなかなか難しい。

その差は、「仕事のサイクル」と「仕事の共有度合」にあるのではないかと思いついた。

 

 

 

ぼくは新卒で百貨店に総合職として入社し、3年間販売職として働いたのち、現在は企画職(と事務職の中間?)みたいな仕事をしている。

そこで気づいた違いを2つあげてみる。

 

①仕事のサイクル

 

販売職は企画職と比べて、仕事のサイクルが短かったことに気づいた。

 

販売職の仕事のサイクルは「1日」

 

出勤時、開店前、午前中、午後、夕方、閉店前、閉店後とそれぞれやることはだいたい決まっている。

もちろん、季節やイベント(クリスマス、バレンタイン、中元など)によって発生する仕事もあるが、

基本的には、1日の仕事の流れを覚えてしまえば、あとは仕事の精度をひたすら高めていくことに専念することができる。

 

したがって、一つ一つの仕事の難易度はそれほど高くはないが、そのかわり求められるクオリティーは高い

 

企画職の仕事のサイクルは「1か月以上」

 

それに対して今の企画職は、

3か月先のプロモーションの企画を立て、2か月先の準備を進め、1か月先のPOPを考え、来週のイベントの什器を発注し、今日の売場からの問い合わせに対応する

のように、同時並行で納期が異なる仕事を同時並行で進める

 

1つの仕事が始まってから終わるのに多くは1か月、3か月以上かかるものも多い。

異動して半年が経ったが、いまだによくわからない仕事にたくさん遭遇するのはこのせいだ。

 

 

②仕事の共有度合

 

 

これは職場にもよるのかもしれないが、

自分が売場で販売していたときは、仕事の多くは常に周りのメンバーと共有していた。1つの仕事が日をまたぐ場合は、だれが見てもわかるように引継ぎノートに書き残すことが求められた。

 

それに対して今の職場はそれぞれに担当があり、仕事があまり共有されていない。

他部署から問い合わせがあっても、「○○さんに聞かないとわからない」、

といったことがたくさんある。

こういった職場で、長期連休を取るのはなかなか苦労するのだと痛感している。

 これは改善しなければならない職場の課題だろう。

 

 

 連休のために残り2日、がんばろう。

 

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