最後の記事を書いてから半年ほど経つだろうか。
もうこのブログでは書かないと宣言していたが、撤回する。
それを決めた要因となった僕の周りで起きた事象をこの記事で書こうと思う。
最近起きたこと
仲の良い同僚が3人立て続けに会社を辞める
1人目 昨年自分と近い時期に中途入社したお子さん2人を持つ30代男性
先月のことである。
入社時期も近く、とても仲良くしてもらっていたお兄さん的な存在の同僚本人から、
11月で辞めると、会社近くの定食屋で伝えられた。
理由は家庭の事情。奥さんが仕事を続けられなくなり、そうすると今の会社の給料では家計が厳しくなるため、給料が良い前職に戻るそうだ。
2人目 昨年自分と近い時期に中途入社したお子さん1人を持つ30代女性
これも先月のことである。
入社時期も近く、中途入社仲間として一緒に飲んだりしていたお姉さん的な存在の同僚本人から、チャットで会社を年内で辞めると伝えられた。
理由は詳しくは聞いていないが、この会社に入社してから体調を崩していたことが
原因かもしれない。突っ込んで聞いていいか迷う感じである。
3人目 昨年新卒入社した部署が一緒だったこともある20代男性
これもすべて先月のことである。
ぼくの入社時、同じ部署で当時1年目だった同僚本人から、会社近くのとんかつ屋で会社を年内で辞めると伝えられた。
理由は会社を辞めてエンタメの世界に飛び込むからだそうだ。友人がやっているYoutubeのチームに裏方として加わるとのこと。
明け方の若者のたち
『明け方の若者たち』という映画を観た。
夢を持って社会人になって、現実の仕事と恋愛の有限性に打ちのめされて何かを悟り、また歩き出す話である。
僕らは打ちのめされるまでを「人生の1周目」、そのあとを「人生の2周目」と呼ぶことにした。
3周目以降があるかはわからないけれど、自分の「1周目」が終わり「2周目」に入ったことを自認した。
えんとつ町のプペル
今年もえんとつ町のプペルを観に行った。
2020年公開の映画だが、2021年、2022年とハロウィンの時期に復活上映をしていて、今年も観に行った。
最初に観たときと、今年観たときとでは自分の見方が変わっていた。
(同じ映画を時期を替えて何回も観ると見方が変わる現象は、『モテキ』などで検証済みではある。)
人生こそが誰でも語れる最大の物語である
以前からそういえば感じていたことだが、
人生そのものが物語で、しかもそれはどんな物語より大きく、身近で、臨場感があり、切実に伝えられ、受け取ることができる物語であると思う。
世界には面白い物語がたくさんある。
しかしそれらのどんな物語よりも、それを書いた小説家の人生という物語ほど面白いものはないと僕は思う。
人生という物語が、小説という物語を生み出すのだ。
だから僕は、何も生み出せないとしても物語の続きを書く。