アラサー元百貨店マンの思考整備工場

都内大学→新卒百貨店→広告代理店。人生2周目を迎えた名もない人間の物語を書きます。

新卒から4年間働いた百貨店を退職します②【退職はつらいよ編】

新卒から4年4か月働いた会社(大手百貨店)を
退職することになった前回の話はこちらから↓

 

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世にも奇妙な1か月

 

世の中に転職を経験している人は多くいると思うのですが、
会社をまだ辞めたことがないぼくにとっては、
この1か月は、世にも奇妙な1か月でした。
そして、かなりストレスのかかる1か月でもありました。

 

どういうことかというと、、、

・辞めることは決まっていて、上司には伝えてはいるが、社内にはまだ僕が辞めると知らない人が多くいて、その人たちと今まで通り仕事の会話をしている。

 

・社内の人に退職の挨拶をしなければならないが、気まずくてなかなか言い出せず、一方で、やらなければならない仕事は最後まで残っているため、目の前の仕事を優先し、挨拶を後回しにしてしまっている。

挨拶を回り切れるかどうか不安。

 

・引継ぎもしなければならないが、最後の最後のイベント・プロモーションの担当になったため、時間がない。

 

・新しい会社に行くときに必要なもろもろな資料(源泉徴収書とか、健康保険証とか)のお願いがまだできておらず、間に合うか不安。

 

・新会社入社日を有給消化を頭にいれずに決めたので、有給を20日以上残して退社することに。(ある意味ボランティアで毎日仕事をしている。)

早く新会社で働きたかったので、後悔はないが、同時期に辞める同期はきっちり取り切ってから退社するそうで、ちょっとうらやましい。

 

など、気にしない人はまったく気にしないであろう些細なことではありますが、
ぼくは気にしちゃう人間なので、
毎日ストレスを抱えながら過ごしています。

 

 

 

お世話になった先輩への申し訳なさ

 

退職するときに、一番つらいのはこれだと思いました。

自分の会社や職場に恨みつらみがあって辞める人は、申し訳なさはあまりないのかもしれません。

しかし、ぼくの場合は違います。

ポンコツで手のかかる新入社員の頃から、優しく、厳しく育ててもらった
先輩に、入社して5年目というまだまだ投資をしてもらっているタイミングで、
「辞めます」と伝えるのはとても心苦しいことでした。

 

それでもほどんどの先輩は、

「あんなにかわいがってやったのにやめるのか、残念だな。」

「でもこのタイミングで決断で出来たことはよかったと思うよ。」

「私たちは会社にしがみつくしかないけど、あんたはまだ若いんだから気にせず行きなさい。」
「やりたいことが見つかって、それに向かっていくことはいいことだよ。まだ若いんだからいろいろ経験したほうがいいよ。」

 

と言ってくれました。

つくづく、自分がどんなに環境に恵まれていたか改めて思い知りました。

 

あと数日でなにができるか

 

いままで、退社までに、
あれもやらなきゃ、これもやらなきゃと焦って自分を追い込んでいたが、
結局やらないといけないことは、これしかないと開き直ることにします。

・今抱えている仕事(終わらせられるもの)を終わらせる。

・終わらせられない仕事、先の仕事の引継ぎをする。

・社内に挨拶をする。

・退職の手続き(書類とか)をする。

 

退職はなかなか大変です。

(それでもする価値があると思っているからするんですけどね。)
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