アラサー元百貨店マンの思考整備工場

都内大学→新卒百貨店→広告代理店。人生2周目を迎えた名もない人間の物語を書きます。

はじめての避難所生活【台風19号】

10月12日、台風19号が日本列島を直撃。

僕の住んでいる地域は川が近いということもあり、

自治体からも避難勧告が出されたので、近くの中学校に避難しました。

人生で初めての避難所体験です。

 

 

 

避難所に持ち込む物

 まず悩むのは持ち物。

すでに用意してあった防災バッグ(懐中電灯や紙皿、マスクなどが入っている市販のもの)。こんなやつ。

 

もう一つのリュックの中に詰め込んだのは、 

・着替え

・タオル

タブレットPC

・本

・財布

・ポケットWi-Fi

・ポータブル充電器×2

・コンタクト眼鏡セット

  

さらに手提げも用意し、

・夜ごはんのパスタサラダ、サラダチキン

・お菓子

・水

 

を入れ、いざ避難所へ!!

 

※今回のぼくの場合は、一夜限りだと考えていたので、

一晩だけ乗り越えられればいいかなと思って、

暇つぶしグッズと食料をメインでパッキングしました。

長期間の避難を考える場合は、もっとちゃんと考えた方がいいと思います。

 

tokusuru-bosai.jp

 

教室の中の様子

 

大荷物でさらに、風が強く傘が使い物にならない状態だったので、

びしょびしょになりながら近所にある中学校にたどりつきました。

 

体育館の入り口で、多少厚みのある断熱シートみたいのと、毛布が一人一枚支給されました。


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体育館がすでにいっぱいだということで、

4階の教室に案内されました。

場所取りして雑魚寝という感じ。


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もうね、普通に教室です。

掃除の時間みたいに、机といすが教室の後ろに下げられていて、

残りのスペースでみんなで寝る、という感じです 。

 

シートの大きさは畳1枚くらいで、身長が177cmの僕にとっては少し小さいけど、

少し足を曲げれば充分な大きさでした。

 

同じ教室の僕のほかのメンバーは、

・子連れの家族 2組

・中高年1人身のおじさんおばさん 3人

 

避難所で同年代の人はほとんどいませんでした(笑)

同じ教室に小学校低学年未満のお子さんが3人いたのですが、

やはり、非日常感に興奮してしまうらしく、寝るまで終始騒いだり、泣いたりしてました。

お母さんがとても大変そうでしたね。

しかし、他のおじさんおばさんもイライラしている様子もなく、(おばさんは女の子にタブレットを貸してアニメを見せてあげていたほど)

特にトラブルはありませんでした。

 

避難所での過ごし方

避難所にいたのは17時から、23時過ぎまで。

それまで何をしていたのかというと、、

 

 膝にキーボードをおいてブログを書いていました(笑)

机と椅子は沢山教室にあるのですが、なんか移動できるような雰囲気でもなく、

この姿勢で書いていました。

 

当然姿勢が悪く、体が凝るので、定期的に立って校舎の中を散歩していました。

教室以外に、ゆっくりできるスペース(ベンチだけでもいい)を探していたのですが、とくにそういったスペースはありませんでした。

 

ゆっくり椅子に座れるスペースがあるととてもいいなと思いました。

避難所が長期にわたって開設される場合は、徐々に改善されてそういうスペースができていくのかもしれませんね。

 

感想

 

率直に思ったのは、このプライバシーがない状態で何日間も過ごすのは精神的に結構きついだろうなと。

あと、家族がいなくて1人で来た場合は暇をつぶす相手がいない上にできることが限られるので、これもなかなかきつい。

 

 

たった数時間ですが、避難所というものを経験できました。

自分や家族が将来被災したとき、または被災した人に支援するとき

この経験が生かせればと思います。

 

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