アラサー元百貨店マンの思考整備工場

百貨店に勤務していた社会人3~5年目の記録。もう書きません。

映画『記憶にございません!』は素直でいられなくなった大人を解放する

今日は、9/13公開の『記憶にございません!』を観てきました。

感想を紹介します!

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映画.comより引用
https://eiga.com/movie/89619/

※ストーリーに関する直接的なネタバレはないですが、新鮮な気持ちで観たいという方は読まないでください。

 

 

kiokunashi-movie.jp

 

 

観た後の満足度がめちゃめちゃ高い

 

 

これを観て笑顔になれない人は相当ひねくれています。

僕も相当ひねくれていますが、素直に楽しめました。

 

記憶をなくした総理大臣役の中井貴一と豪華な俳優陣のやり取りが面白いのはもちろん、

三谷幸喜作品らしく、ただ笑えるだけではなく、

メッセージ性もちゃんとあってとてもよかったです。

 

 

「記憶喪失」という装置でしがらみがある大人を純粋な子どもに戻らせる

 

 

テレビのインタビューで見たのですが、三谷幸喜監督曰く、

 

『自分がもし総理大臣になったら、どうするのか』という状況を、すでに総理大臣になった人を記憶喪失にさせることで実現できるのではないか

 

というアイデアのもと、作られた作品ということでした。

 

映画を見てこの言葉の意味がよくわかりました。

 

多くの大人は、子どもや入社当初に持っていた志を忘れ、

どれだけ長く今の状態でいられるのか」ということをモチベーションにして生きるようになってしまいます。

それは、生きていく上で、しがらみや失うものができてしまうからで、仕方ないことでもあります。

 この映画では、草刈正雄演じる官房長官が、その象徴として描かれています。

 

一方で、純粋に「世の中を良くしたい」という志に沿ってまっすぐに行動する子どもや新入社員の象徴が、

記憶喪失でしがらみや失うものがなくなった総理大臣(中井貴一)です。

 

素直でいられなくなった大人を解放する

 

大人は誰しも「自分に素直に生きたい」という欲望を持っているのではないでしょうか。

子どものころにやりたいと思っていたことを実現できたら、それに勝る喜びはありません。

 

この映画は、政治に対する皮肉という要素よりも、

多くのしがらみにより素直でいられなくなった多くの大人が持っている不満を、作品の中で解放してあげる

という要素の方がメインなのではないかなと思いました。

 

 

そのほかにも、印象に残るメッセージがありました。(言葉はあやふやで正確ではありません。)

 

·「首相室はもっと大きくていい。総理大臣は子どもの憧れであるべき。」

·「もっと総理大臣の豪華な生活を国民に見せるべき。そうすることで『もっと良い政治をしなくては』という気概が総理自身に生まれる。」

 

現在の日本の「政治家は贅沢するな!」という世論と反するような言葉なので、

三谷幸喜監督自身の思っていることなのではないのかなと感じました。

 

とは言ってもコメディ。深く考えずに楽しむのがいい。

 

間違いありません。

 

  

 

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