それは誰の仕事?【2年目社員に覚えた違和感】
人格をいろいろ整理して、書いていく内容を整理していたが、このブログでは今まで通り仕事や人生で思ったこと感じたことをそこはかとなく書いていこうと思う。
新卒2年目との会話で感じた違和感
さて本題。今日は、2年目社員に覚えた違和感について書いていこうと思う。
先週のある日、同じ部署の新卒2年目社員がぼくに質問をしてきた。
>新卒2年目社員
「えるめろさん、制作チームがクリエイティブの素材をクライアントから取り寄せてくださいってぼくに案件チャットで言ってきたのですが、これって僕ら企画が対応するものなのですか?」
>えるめろ(僕)
「たしかに、クライアントにクリエイティブの素材を要求するのは営業の仕事だね。だからチャットで『承知しました!>○○さん(営業)、クライアントへお願いします!』って伝えておけばいいと思うよ」
>新卒2年目社員
「え、でも僕ら企画に聞いても結局営業に聞かないといけないのだから、僕らを介する必要ないですよね?」
>えるめろ(僕)
「まぁ確かにそれはそうだね。だから個別チャットで今度からお直接願いするよう伝えておけばいいじゃない?」
>新卒2年目社員
「あーーー、、とりあえず今回はそうしておきます(納得いかない顔)」
このような形で会話は終わったのだが(彼もそうだったと思うが)、その時僕はえも言われぬ違和感を感じたのだ。

違和感の正体~その仕事は誰のもの~
違和感の正体はおそらく、「仕事は誰のものか」という前提の違いなのではないだろうか。
つまり、
ぼくは会社のすべての仕事は社員全員のものである⇒言い換えればすべて自分の仕事であると考え、
彼は、自分に任された自分の部署の仕事のみが、自分の仕事であると考えている
のではないかということだ。
「すべて自分の仕事である」という考え方を学んだ百貨店時代

ぼくが社会人としてのキャリアは昨年過去最高益を達成した大手百貨店の、中型店舗(非都心店)の菓子売場から始まった。もう8年前になる。
店頭に出て、パートや契約社員のお姉さま方と一緒にひたすら毎日毎日お菓子を販売していた。
ああ見えて売場には多種多様な仕事がゲリラ的に存在・発生する。ルーティン業務だけでない。
そして、それは「誰の仕事か」決まっていない。だから油断すると、バレーボールやテニスのダブルス、野球の内野フライみたいにお見合いが発生してしまう。
「○○さんがやると思って私はやってませんでした...」みたいに。
新入社員だったぼくは特にそういったミスが多かった。
そんなことに悩んでいるときに別の文脈で、違う販売部の先輩からこう言われた。
「売場の仕事は全部自分の仕事だと思った方がいいよ。全部自分の仕事だと思っても、当然全部は自分では仕事をこなすことはできない。だから、周りの売場の先輩に感謝できるようになる。そうした方が売場の運営はうまくいく。」
というものだった。この言葉は当時の僕をはっとさせた。
そもそも、自分の担当の仕事だけをしていても、本来給料はもらえないはずなのだ。だれかがやってくれた仕事を受取り、自分が手を加え、誰かにパスして、最終的に顧客が料金を払って初めて給料が発生する。
それを忘れると、他人が仕事をやってくれることが当たり前になり、他人の仕事の漏れに対して厳しくなる。
それと同時に自分を守ろうとして、自分の領域の仕事に漏れがないように必死になり、自分の領域外の仕事に対して興味がなくなる。
ぼくは先輩に「すべて自分の仕事である」というこの言葉を聞いた後、普段の業務でも実践してみると、漏れミスも少なくなっていったし、なにより、「これは自分の仕事なのか?」という疑問がなくなり、モヤモヤすることがなくなっていった。
いつしかこの考え方は、ぼくの仕事における信条の一つになった。
職場によって合う考え方は変わる
職場によっては、仕事の分掌に厳密な縦線を引き、他部署の仕事には一切手を出さず、それぞれの部署が責任を持って仕事をすることが求めれることも往々にしてあり得る。
(そして、ぼくの今の職場はどちらかというとそちらの職場である感じがする。)
要するに、職場によって求められる考え方は変わるのだ。
だから新卒2年目の彼もむしろ職場に合った考えをしているのかもしれない。
ぼくも自分の信条は大事に持ちつつ、うまく職場に対応していきたい。