アラサー元百貨店マンの思考整備工場

都内大学→新卒百貨店→広告代理店。人生2周目を迎えた名もない人間の物語を書きます。

百貨店業界からの転職①【転職活動の基本をおさらい】

 

絶望の百貨店業界。

 

 

news.yahoo.co.jp

 

まぁ、コロナが来る20年以上前から業態変化を求められていたので、

何をいまさら騒ぐことがあるのか、といった感じですが、

このコロナを機に、転職を考える百貨店関係者も多いかと思います.

 

「百貨店から転職するにはどんな業界がいいか。」

「自分の希望の転職先に行けるに越したことはないが、現実的に可能な転職先は?」

 

といった問いに対して、この記事では、

百貨店に新卒入社した僕が、転職活動をしていくうえで得た知見を情報共有していきたいと思います。

 

筆者について

 

 

achten.hatenadiary.com

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詳しくはここらへんの記事を見ていただければと思うのですが、

自己紹介しておきます。

 

・関東の郊外に生まれ育ち、1浪してW大学に入学。

・就職活動では納得できる自分の軸が見つからず迷走。たまたま内定をもらっていた大手百貨店に新卒入社。

・入社してからも迷い続け、転職活動を始める。

・自己分析をし続けた結果、自分の軸が見つかり、希望部署に行くためのロビー活動と転職活動を同時に進める。

・希望部署への異動が叶い、転職活動は一時休止。経験を積んだ上で4年後の転職を目指す。

・現在4年目。1〜3年目までは食料品担当。今年度から販促担当。

 

初めに言っておきますが、転職をしたことは一回もありません。

書籍によって得た知識と、百貨店に勤務しながら転職エージェントを使い、転職活動をした経験に基づいた知見を

ただまとめたものだとご理解ください。

 

 

 

転職活動をする上で抑えておきたい考え方を、百貨店業界に当てはめながら説明していきます。

 

転職活動の基本①「職業=業界×職種」

 

 

業界か職種を変える「軸ずらし転職」を狙うべき

 

参考書籍:

『転職と副業のかけ算』(2019)moto 著

 

職業というのは、業界」と「職種」の組み合わせです。

たとえば、

金融業界営業職

広告業界企画職

IT業界事務職

 

こういった感じです。

百貨店で売場を担当している場合は、

小売業界(or百貨店業界)」の「販売職

ということになりす。

 

転職活動においては、同業界×同職種への転職が最も簡単ただし大幅な年収UPは難しい)で、

異業界×異職種への転職は難しいということは、理解に難しくないと思います。

今働いている業界や職種を抜け出したい、変えたい場合は、

 

「異業界」×「同職種」、もしくは「同業界」×「異職種」

 への「軸ずらし転職」を狙うのがセオリーです。

 

 

※まだ前職に染まっていない第二新卒(おおよそ大卒3年目以内、25歳以下)の場合は、未経験の異業界×異職種への転職は、求人もあり、十分に可能(ただし求人は営業職がほとんど)なのですが、第二新卒を外れると、求人が急激に減ります。

 

 

小売(百貨店)業界、販売職を抜け出す3つの方法

 

①「軸ずらし転職」をする

 

百貨店勤務の販職が、業界か職種のどちらかのみ変える「軸ずらし転職」をするなら

・「アパレル業界」×「販売職」

・「小売業界」×「営業職」

 

こんな感じでしょうか。

ぼくもこの方法を試みたのですが、「小売(百貨店)」×「販売職」だと、

かなり求人が絞られてしまい、興味がある仕事がなかなか見つからないというのがデメリットでした。

いま金融業界で働いている人や、営業職をしている方などであれば選択肢は多いと思います。

 

第二新卒の間に異業界×異職種に転職する。

 

まだ新卒3年目以内の人であれば、完全未経験でもOKの求人が比較的多いです。

ただ求人はどうしても営業職がメインになります

 僕自身はマーケティング職や企画職に就きたかったのですが、

転職エージェントから提示される求人は少なかったです。

ですので、企画要素がある営業職(広告業界の営業職など)を目指し、

そこで力を付けてから転職や社内の異動で企画職に就くという方法を、

転職エージェントからは勧められました。

 

③現職で希望職種に近い部門に異動してから転職する。

 

 

さきほど申し上げた通り、「異業界」「異職種」への転職は難しく、業界と業種のどちらかがかぶっている方が比較的可能性が高いという前提があります。

であれば、いきなり自分の希望の職種(異業種×異職種)を狙い続けるよりも、

いまの会社で希望の職種に異動してから転職するほうが、可能性が高いのではないか。

と考え、ぼくは結局この方法を取りました。

 

もし今、総合職についていて、自分の会社に希望の職種に近い部門があるのであれば、

そこに異動できるようにアプローチし続け、将来的に希望の企業や仕事に就くことを目指すこともありだと思います。

 

 

次回「百貨店業界からの転職②【年収を上げるには?】」に続く!

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