「転職の思考法」を持ち歩いているのを職場の人に見られた件
こんにちは!
エルメロです。
昨日は売場が混みすぎて、疲れすぎました。
(マジで開店から午後4時までレジがほとんど途切れなかった。)
今日は土曜日ですが天気は雨ということで、落ち着きそうな予感。
小売業というと、土日が極端に混んでいるイメージを持たれがちですが、
そのなかでも百貨店は平日と土日の客数の差があまりありません。
売上でいうと、4:6くらい。
特定の店や、売場に限れば、ほとんど差がない場所もあります。
僕の売場はまさにそれで、土日より、木金の方が混む週もよくある。
なぜかといえば、
メインの客層が定年退職した(もしくは専業主婦の)60代以上の女性だから。
これからの日本の小売り業はますますこの傾向が強くなっていくでしょうね。
さて、タイトルの件です。
この間、突然、同じ売場のパートさん(以前から労働条件に不満があるそう)から、
「エルメロ君から転職の本、借りようかな~」
と言われ、「なんのことだろう」とポカンしてしまいました(笑)
どうやら、4月頃に読んでいた本、
『転職の思考法』
が、売場持ち歩き用バッグに入っているところを
見られていたそうです。
「発見しちゃったときはドキドキしたよ~(笑)」と
言われました。
弊社はクソ古い日系企業ということで、
やはり(退職する際の強引な引き留めなどはないものの)、
転職がタブー視されている雰囲気があります。
そんな環境であったので、
表紙を隠しながらコソコソ読んでいたつもりだったのですが、バレてしまっていたようです。
ただ、詳細はまた後の記事で書きますが
「3年目のジョブローテーションで希望の部署にいけなければ退職する」と
直属の上司に話している背景があり、
別にバレてもいいやと思っているのが正直なところでした。
『転職の思考法』にも書いてあるのですが、
「いつでも転職できるような人材がたくさんいて、それでも転職しない会社が最強」
だと僕も考えているので、
転職できるようにマーケットを意識しながら働くことは、
本来、会社にとって善なはずです。
しかし、そういった考え方を、自然と受け入れられる人間は、
うちの会社のボリューム層(40代中盤)にはなかなかいません。
自分の両親はともに50代ですが、
転職を意識しながら働くという考え方には拒否感を示します。
バブル崩壊以前に生まれ、なおかつ大企業に就職したような人にとっては、
なかなか受け入れることは難しいことなのでしょう。
しかし、人材が流出している斜陽産業だからこそ、
人材についての考え方を変革しなければ、
いつまでたっても流出しっぱなしのままだと思います。
ここらへんの話はまたあとの記事で。