アラサー元百貨店マンの思考整備工場

都内大学→新卒百貨店→広告代理店。人生2周目を迎えた名もない人間の物語を書きます。

お世話になった先輩が異動したときの感情は

期末である2月末、社内で人事異動が発表された。

 

あれから1年が経った。

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社内のことなので、詳しいことは書けないが、

コロナによる業績悪化のため、

社内の組織が大きく変わることになった。

 

それによって、社内のポストが大きく減ることになった。

 

自分の所属している部門も人員が減らされ、

この1年間、最もお世話になったであろう先輩も、他の部門に異動することになった。

 

思い浮かんだ感情は「悔しい」

 

その先輩には、1年間、優しく、「厳しく」指導していただき、

(あの程度を厳しいと言うなんて、上の世代や、詰め文化がある業界の人に鼻で笑われてしまうかもしれないが、ぼくからすると、そう感じたので、こういう表現をする。)

本当にお世話になった。

本当に悔しい思いをすることもあったけれど、

その悔しさや怒りは先輩に向かうことはなく、すべて自分自身に向かっていた。

 

他の先輩方から、同情されることもあり、「先輩のこと嫌いでしょ?(笑)」

と言われることもあったが、

ぼくは本当に、そういう感情はなかった。

 

先輩の異動を聞いたときに、自分の中に染み出てきた感情は「悔しい」だった。

なぜそういう感情が出てきたのか、深堀りすると、、、

 

なんか臭いと思われるかもしれないけれど、要は

「成長した自分を近くで見てもらえなくて、悔しい。」だ。

 

こどもっぽく具体化すると、

「ぼくの仕事がこの一年間ボロクソだったのは、ぼくの天性の『対応力の遅さ』のせいで、猛烈に努力して、自分のやり方をつかめば、ぼくだってあなたの期待以上にできる。」

「先輩のぼくに対するイメージが『2020年』のままストップしてしまうのが悔しい。」

 

こういうことだとわかった。

 

この悔しさは、部門が違う先輩にまで伝わるような

仕事ぶりをして晴らすしかない。