アラサー元百貨店マンの思考整備工場

百貨店に勤務していた社会人3~5年目の記録。もう書きません。

新入社員がおばちゃんをマネジメントする百貨店

百貨店の仕事の最大の特徴の1つは、自分とは異なる立場の人と

同じ職場で仕事をするということです。

 

取引先メーカーの販売員、配送業者、ごみ処理業者、納品代行業者など、

いろいろな人達が自分と同じ職場(オフィス)にいるというのは

普通のBtoB企業ではなかなかないのではないでしょうか。

 

そこで今回は、その中でも一番身近な、

売場のおばちゃん(パート·アルバイト)とどう付き合っているのか、

書いていきたいと思います。

 

 

 

1.百貨店の新入社員とおばちゃんの関係

 

 

百貨店では、総合職で新卒入社すると、

まず売場に配属され、長年そこで働いているパートのおばちゃんと

一緒に働くことになります。

 

 

経験年数は断然おばちゃんの方が上ですが、

総合職という立場のため、仕事を教えてもらいつつ、リーダーシップと責任を取っていかなければならない、という面白い構図になります。

 

このように、「総合職の新入社員が経験豊富な非正規雇用(パートやアルバイト)のおばちゃんと同じ職場で働く」

ということはほかの業界でもあると思います。

 

売場配属の総合職は、MD業務などの仕事はあるのですが、やはり売場での販売業務が主な仕事になります。

実際にやる仕事の8割はおばちゃんと同じ、というのが百貨店の特徴です。

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では、売場において具体的にどのような責任を伴うかというと、

 

·クレジットカードの渡し忘れ、接客クレームなどの売場でトラブルがあったときに(おばちゃんが起こしたことであっても)、対処にあたる。その際におばちゃんに対しての指導する責任も負う。

 

·売場のシフトを組み、全員に休憩が回るように指示を出して1日のスケジュールを管理する。

 

といった感じです。

「マネジメント」という大げさなものではないですが、入社1年目からこのような責任を負います。

 

 

 

2.おばちゃんマネジメントの難しい点

 

 

①キャリアの差

 

 

仕事のキャリアは彼女らの方が圧倒的に長いです。

しかしそんな中で、リーダーシップを取って指示を出していかなければなりません。

当然、言い方には気を遣います。

なかなか難しいです。

 

 

②年齢·バックグラウンドの差

 

 

年齢が親子(場合によっては孫)ほど離れているのはもちろんのこと、バックグラウンド(学歴など)、及びそれらによって形成される価値観も大きく異なります。

 

これらによってなにが困るのかというと、

ズバリ「コミュニケーション」です。

 

ぼくは特にアウトプットが苦手なこともあり、

話の微妙なニュアンスをぴったり伝えたり、複雑な話をわかりやすく迅速に伝えたりすることが日々とても大変に感じています。

 

高校·大学時代は、いくら「コイツ、自分と全然違うな」と感じたとしても、

「同じ時代に育ち、、高校受験をして、同じ大学に合格して、だいたい同じ学力で、、」

といった一定数の共通点は確実にありました。

だから、なにか複雑な物事を伝えるときでも、伝える内容がまだ整っていない状態でアウプットしても理解し合えたわけです。

 

しかし百貨店で働いているおばちゃんはバックグラウンドなんかさまざまで、

例えるなら、小学校のときの友達のお母さんと仕事をしている感覚で(伝わってくれ(笑))、

情報をしっかりと誰にでもわかる形に整えてからアウトプットしないと、

正しく伝わらなかったり、間違って伝わってしまう事故が多発してしまいます。

 

 

3.おばちゃん攻略法

 

 

①息子になる

 

 

職場で自分の母親ぐらいの年齢の人が多い場合においては、かなり有効です。

息子のように可愛がられるようになるのが一番手っ取り早い。

 

そのためには、おばちゃんをリスペクトし、常に下からいく態度が必要です。

 

わからないことがあったら、素直に「教えてください」

助けてもらったら「ありがとうございました」

間違えたら、「すみませんでした」

 

人間として当たり前のことを言っているようですが、こういったことを変なプライド持たずに愚直にやっていくことで、どんなに仕事ができなくても、信頼を得られるようになります。

 

そして、ある程度関係が構築できたら、徐々に距離を詰めて、言葉遣いはそのまま、自分のお母さんと接するようになれたら完璧です(笑)

 

 

②要望にすぐ応える

 

 

8割がかぶっているとはいえ、

仕事の中には、「社員にしかできないこと」が存在します。

 

例えば、

·売場で仕事のやり方を変えてほしいことことがあった場合に、それを決裁すること。

·売場内で解決できないことで、マネージャーに相談する(おばちゃんよりは相談しやすいということ。)

·社員しかログインできないシステムを使った業務(シフトを変更するとか)。

 

こういったことがおばちゃんから要望としてきたときに、「確実に」「すぐ」対応することが、仕事のしやすい状況作りに役立ちます。

 

「仕事のしやすい状況」とは、

「困ったときにおばちゃんに助けてもらえて、おばちゃんに指示を出しやすくて、すぐに動いてもらえるような状況」を指します。

 

要はギブアンドテイク、返報性の原理です。

 

 4.まとめ

 

 

いかがだったでしょうか。

接客業で、大卒の若い社員が経験豊富なパート·アルバイトのおばちゃんをマネジメントするのにとても苦労することも多いようです。

 

www.mochizoo.xyz

 

 

接客業の最前線の現場では、

学歴はまったく必要なく、頭の回転の早さ、百戦錬磨の経験が重視されます。

そのため、経験が浅い若い大卒(高学歴であっても)が現場で圧倒的なパフォーマンスを発揮するのは難しいです。

よって、おばちゃんたちとうまく付き合っていくにはひと工夫が必要です。

 

幸いなことに、ぼくは入社してから周りの環境に恵まれており、

おばちゃんたちとおおむね良好な関係を築けています。

 

確かに、周りの環境次第という運要素も大きいです。

しかし、相手が求めていることで、自分ができることを探して行うことで、

少しでも、仕事をしやすい人間関係をつくっていけるのではないでしょうか。 

 

 

 

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